捺稀Side


放課後になると毎日みんな部活やバイトなどで忙しい


しかも、もうすぐ冬休みってことで皆のテンションは高い


瑠夏はというとバイトは“体調の万全な時で良い”って言われてた


心配だったからあたしもついて行き瑠夏の代わりに事情を話した


「ねぇ、圭輔…そろそろ丈瑠君に話しても良いかな?」


悩んでいることを圭輔に相談してみる


「どうして?」


「これ以上、瑠夏の悲しむ顔、見たくないよ…」


「確かにそうだな。俺が言っても一緒だから頼むよ。俺は瑠夏ちゃんと居る」


圭輔にも許可もらったしいつ話そうかな?


圭輔も丈瑠君と話してないらしいし


でも、見た感じ暗いって言ってたな


とりあえず帰ろ…。


「瑠夏、帰るよ?」


「うん…」


やっぱり元気がない