瑠夏は涙腺が緩んだのか子供が泣くように泣き始めた


「捺稀、甘えちゃってごめん…ごめんね」


瑠夏は“ごめん”と言いながら泣き続けていた


それだけ我慢してたんだよね


瑠夏は強がりだから…


あたしが支えてあげなきゃ…


あたししか支えてあげれないような気がした


丈瑠君みたいには出来ないけど…


瑠夏はいつもあたしの傍に居てくれるから


だから、あたしはあたしが出来ることをする


少しでも瑠夏の役に立つ立ちたい


このまま放っておくと瑠夏が壊れてく


瑠夏には笑っていて欲しい…


ここはあたしが何とかしなきゃ!!


頑張って瑠夏の笑顔を取り戻したい


それが今のあたしに出来ることなの


瑠夏の為なら頑張るよ


初めて仲良くなった子だから