【完】優しい彼の温もりに包まれて

「もしもし?」


「捺稀…?」


「どうした?」


瑠夏は何も話さない


もしかして泣いてる?


「瑠夏、今から瑠夏んとこ行くから待ってて」


あたしは携帯と財布とタオルを持ち瑠夏の家に向かおうとした


「捺稀、こんな夜遅くに何処行くの?」


…がお母さんに止められた


「ちょっと友達んとこ行ってくる。今、行かなきゃダメなの!!」


「分かった。気をつけて行ってきなさいね」


お母さんは許してくれて急いで瑠夏のとこに向かった


「瑠夏ぁ?入るよー」


電気はついてても返事がない


ゆっくりドアを開けて中に入る


「瑠夏、どうしたの?」


ソファーに座る瑠夏の隣に座る


「ゆっくりで良いから話して?」


するとゆっくり口を開いた