【完】優しい彼の温もりに包まれて

「圭輔と一緒であの子が言うことなら聞くだろうからな」


それから優一さんと他愛のない話しをした


沈んでた気持ちが優一さんのおかげで少し楽になった


これで丈瑠が居てくれたらもっと楽なのにな


……って我が儘ばっかり言ってられないよね


「さっ、遅いし寒いから帰ろうか。冷やすと身体に良くないよ」


丈瑠と別れても心配してくれる優一さん


「丈瑠と別れたのになんであたしの心配もしてくれるんですか?」


「瑠夏ちゃんはもう俺達の娘みたいなものだからね」


夜遅いからといって家まで送ってくれた


「送って貰っちゃってごめんなさい」


「心配いらないよ。丈瑠のことも解決させるからな」


あたしの頭を撫でて出て行った


これで少しは寝れるかな?


あたしはベッドに寝転がりそのまま眠りに就いた