【完】優しい彼の温もりに包まれて

「丈瑠、おはよう」


母さんは沙穗の着替えの手伝いをしていた


「おはよ。親父は?」


朝早いのに親父の姿が見当たらない


「早番みたいでさっき出て行ったわよ。纏める書類がたくさんあるって言ってたから」


親父は事務関係の仕事を任されてるらしい


纏める書類がたくさんあるらしく朝早くから夜遅くまで頑張っている


「ご飯食べてから沙穗を保育園に連れて行ってね」


母さんは今日も仕事なんだろう


「丈瑠ー?居るか?」



人の家に勝手に上がり込む圭輔


コイツは昔から上がり込む癖がある


圭輔は信頼してるから良いけどな…


「あら、圭ちゃんおはよう」


圭輔に気付いた母さんは挨拶をしていた


「おばさん、おはようございます」


圭輔は沙穗を抱き上げながらソファーに座る