「丈…瑠?」


「大丈夫か?」


「大丈…夫」


大丈夫じゃねぇな


「修司さん、コイツ中に連れて行きますけど大丈夫ですか?」


レジ番している修司さんを呼ぶ


「どうした?熱あるじゃねぇか。中に連れて行きな」


「沙穂、おいで」


瑠夏を探してる沙穂を呼ぶ


「お兄ちゃん!!お姉ちゃんどうしたの?」


「倒れたんだ。沙穂もついてきてくれるか?」


沙穂は小さく頷いた


幸いお客さんが居ないことが救いだ


「此処に寝かせると良い。」


修司さん、準備が早いな


「先輩、どうしたんですか?」


最悪なタイミングで現れる朱音


「お前は自分の仕事をしろ」


「先輩、今日遊びましょうよ。あたし達付き合ってるんでしょ?」


「今はそんな気分じゃない」


“つまんないの”なんて呟いて仕事に戻って行った