【完】優しい彼の温もりに包まれて

「お昼ご飯、一緒にたべましょうね」


小宮はそれだけ告げると去っていった


俺は誰も居ない空き教室へ入り外を眺める


…あっ、瑠夏達。


今日も苦しそうな瑠夏


本当は隣に居たいのに…ごめんな


授業を受ける気にならず空き教室に篭っていた


「丈瑠、お前どうした?授業受けないのか?」


入って来たのは笹川


「先生か…今は受ける気しない。先生こそ授業じゃねぇの?」


「俺、今休みだ。浮かない顔してるな」


やっぱりバレてる


「瑠夏と別れた…」


知ってるから言っても大丈夫だよな。


「お前、それ本気?」


「はい。最近、忙しくて相手してあげられなかったから」


話をしながらでも外を眺める


やっぱり瑠夏のことを探してしまう