【完】優しい彼の温もりに包まれて

「フフッ。見せ付けてくれますね」


瑠夏が居なくなったのを見計らって出て来たのは小宮


「仕方ないじゃん。好きなんだから。お前、いつから居た?」


「通りかかったら見えただけです」


なんか怪しいな


「でも、瑠夏先輩のこと好きって言えるのも今日までですけどね?」


不気味に笑う小宮


「とりあえず今日までは普通にさせてくれよ」


「分かってますよ。あたしそんなに急いでないですもん。でも、抱き着いて良いですか?」


俺の返事を聞かずに抱き着いて来た


俺は何も出来なかった


瑠夏だったら頭を撫でたりしてるんだろうけど…


コイツにはそんなこと出来なかった


この光景を見られたくない人に見られてて後悔するとは思ってもなかった