【完】優しい彼の温もりに包まれて

「その前にこっち。」


俺は瑠夏の手を引き誰も居ない空き教室に入った


「早くしないと光莉さん待ってる」


「しばらく会えないから充電させて」


俺は瑠夏に深い口づけをした


瑠夏を強く強く抱きしめながら…


「ちゃんと家で待ってるから授業もバイトも頑張って来てよね?」


キツそうにしながらも笑顔だった


「あぁ…話があるし待っててな」


瑠夏は一瞬、曇った顔をした


瑠夏なりに気付いてるかも知れない


俺が何を話すのか…。


そういうのには敏感だから


とりあえず母さんのとこへ行く


「瑠夏ちゃん、大丈夫?」


「はい…どうにか。」


「行こうか。丈瑠は教室に戻りなさい」


母さんの目付きが鋭い


母さんもなにか感じ取ってる…


「行ってくるね」


瑠夏は母さんに支えられ去って行った