【完】優しい彼の温もりに包まれて

----トントン


「はい…」


入って来たのは多川だった


「瑠夏、お前今から病院に行け」


「今からですか?」


「あぁ…丈瑠のお母さんが迎えに来てる」


……母さんが?


「丈瑠は教室に戻れ」


「俺、ついて行ったらダメなの?」


「丈瑠は連れて来るなって言われた。じゃあ俺は戻るから」


多川は慌ただしく去って行った


「ちゃんと話すから教室戻って授業受けて?バイトもちゃんと行ってね。家で待ってるから」


俺は瑠夏にキスをした


「こんなところで止めてよね」


仕方ないじゃん。可愛いんだから…


「荷物はこれだけか?」


「うん。じゃあ、行くね」


「荷物持ってやるよ」


「ありがと」


お礼をいう姿が可愛くて愛おしいと思う


別れたくねぇな…