【完】優しい彼の温もりに包まれて

「丈瑠、瑠夏ちゃん。おはよ」


相変わらず元気すぎる圭輔と…


「おはよ。瑠夏、顔色悪いけど大丈夫?」


瑠夏の心配をする捺稀


「大丈夫。とりあえず学校に行こうよ」


大丈夫じゃないのに強がる瑠夏


瑠夏のことを心配しながらも4人で登校する


朝からふらついてたから瑠夏の手は握ったまま


捺稀は優しいから瑠夏の荷物を持ってくれている


圭輔は嫌々ながら俺の荷物持ち


「丈瑠ってさ、人使い荒いよな」


「それは圭輔君だからだよ。圭輔君じゃなきゃ丈瑠はこんなこと言わないと思う」


瑠夏、良く見てるな…


「まぁ、圭輔が文句言ったって丈瑠君には敵わないってことだね」


捺稀に言われたら終わりだな


圭輔は捺稀にも敵わないみたいだ