【完】優しい彼の温もりに包まれて

「朝ごはん、昨日の残りのカレーとみそ汁で良い?」


「充分だ」


俺がいうと準備を始めた瑠夏。


だけど少しふらついたのを見逃さなかった


「うっ…」


「どうした?」


しゃがみ込んで今にも苦しそうな瑠夏の姿


「大丈夫…心配ないよ」


「大丈夫じゃないだろ?苦しそうなのに…」


「今日、バイト休みだし光莉さんのとこ行ってくる。」


「今日、帰ってくんの遅くなるかもだから寝てて良いぞ?」


「分かった。でも、待ってるからね?我が儘言っていい?」


「なんだ?」


「キスして欲しいな…」


なんて言いながら抱き着いて来た


「可愛すぎ」


俺は瑠夏にキスをした


俺達は一緒に朝ごはんを食べ準備をして学校へ向かった