【完】優しい彼の温もりに包まれて

あれから瑠夏は実頼さんとは会ってないらしい


会ったら喧嘩になるからって…


「寝るか?」


「うん」


俺は制服のまま寝転がる


本当は眠たかったらしくすぐに眠っていた


俺は瑠夏を起こさないように部屋を出た


具合悪いか…。


様子が変だと思ってたらこれだったのか


俺は後片付けをしお風呂に入って軽く復習をして眠りに就いた


……翌日


目が覚めると瑠夏の姿がない


何処行った?


とりあえずキッチンへ行ってみる


「丈瑠、おはよ」


「おはよ。居ないと思ったら此処に居たんだな」


「2人分のお弁当作ってたの。食べてくれる?」


不安そうに聞いてくる瑠夏


「ありがとな?」


俺はお礼を言いながら瑠夏の頭を撫でる