一瞬、目が合ったような気がするけど気のせいかな?


「じゃあ、俺行くわ。丈瑠のこと待たせてるし。捺稀、後でな?」


圭輔君は丈瑠という名前の男の子のところへ行ってしまった


「ねぇ…捺稀。圭輔君とはどんな関係?」


そういえば、美春は知らないんだった


「圭輔はあたしの彼氏なんだ」


「えっ…マジ?なんか意外なんだけど。」


圭輔君はチャラいから良く遊んでそうって噂流れてたもんね


「案外優しいんだよ。捺稀にはね」


「そうなんだ。じゃあ、教室に行くね」


途中で美春と別れあたし達も教室へ向かった


「ねぇねぇ、丈瑠君って圭輔君の友達なの?」


「あっ、うん。保育園からの親友なんだって。だから仲良いよ」


「あたしと咲那みたいだね」


つい本音が漏れてしまった