【完】優しい彼の温もりに包まれて

あたしは即座に布団に潜り込んだ


「瑠夏…?」


心配そうな…でも何処かあたしを落ち着かせるような丈瑠の優しい声


「入って良いか?俺しかいないから。」


それだけ呟き部屋に入って来た


「お父さん達は?」


「今、話し合ってるよ」


「ごめんね…」


あたしは丈瑠に抱き着いた


「泣いて良いよ。泣きそうなんだろ?」


……なんでこんなに優しいの?


「ごめんね…こんなはずじゃなかったのに。」


沙穂ちゃんが居るから喧嘩して欲しくなかった


あたしは“ごめん”と呟きながら泣くしか出来なかった


丈瑠はあたしが泣き止むまで傍に居てくれた


「ごめんね…ありがと」


とりあえず丈瑠に謝った


「沙穂も怯えて自分の部屋に入っていった」


だろうね…今日、一段と酷かったし