【完】優しい彼の温もりに包まれて

「瑠夏、髪の毛乾かしてやるからおいで」


あたしは丈瑠の前に座った


髪の毛を乾かす間、あたしに何があったのか聞かずに黙々と髪の毛を乾かしていた


「はい、終わり」


「ありがと。ごめんね」


「ドライヤー直して来るから待っててな。話しはそれから聞く」


それだけ告げると丈瑠はドライヤーを直しに行き部屋にはあたし1人


……凄く寂しい


何も音がしない雰囲気は好きだけど今は嫌い


寂しくなるし怖くなる


「瑠夏?」


丈瑠の声がして思い切り抱き着いた


「何があった?話せるだけ話してみ?」


ベッドに座り向かい合った状態で抱き着いたままゆっくりと話し始めた


「家に帰ったらね…お父さん達、喧嘩してたの」


丈瑠は頭を撫でながら聞いてくれた