【完】優しい彼の温もりに包まれて

「お父さん、お母さん。何してるの?」


「「瑠夏…」」


あたしの顔を見た瞬間、2人の顔が青ざめた


「いつ帰って来たの?」


「いつって…さっき」


雑音はものを投げてた音なんだね


リビングに散らばるガラスの破片


「あたしが居ない間、いつも喧嘩してたの…?」


「「それは…」」


あたしの問い掛けに言葉に詰まる2人


「2人ともあたしが昔から喧嘩嫌いなこと知ってるよね?」


実はあたし、今日まで親が喧嘩してるとこ見たことなかったんだ。


「だって…最近、貴女が全然帰って来ないからこんなことになるんでしょ?」


「だから何…?関係なくない?」


だって帰りたくないんだもん


しかも、あたしのせいになるの?


お母さんが原因で帰らなかったのに…