【完】優しい彼の温もりに包まれて

あたしは荷物を芝生の上に起き思い切り丈瑠に抱き着いた


「瑠夏がこんなこと言ってくるなんて珍しいな。どうしたんだ?」


……本当のこと言っても良いかな?


「なんかね…嫌な予感がするの。」


「嫌な予感…?」


あたしは小さく頷いて更に強く抱き着いた


丈瑠は何も言わずに頭を撫でてくれる


「落ち着いたか?」


「ありがと。バイト行くね。」


あたしが荷物を持ち進もうとした時…


「瑠夏っ!!」


丈瑠に呼び止められた

「なに?」


「俺は…いつでも瑠夏の
味方だからな?」


それだけ告げると軽くキスをされた

「行ってきます。丈瑠も
気をつけて帰ってね」


「あぁ。行ってらっしゃい」


あたしは丈瑠に手を振りバイト先の喫茶店へと入った