【完】優しい彼の温もりに包まれて

「でも、分かったんだ。告白してきた人達は皆、偽ったあたししか見てないって…」


瑠夏は自分を受け入れてくれることを望んでる


「丈瑠は…ありのままのあたしを見てくれた。だから安心出来るの。」


“偽ったあたしじゃなくありのままのあたしを見て欲しかっただけ…”


と小さな声で呟き何処か寂しそうな表情を見せていた


しばらく黙った後また話し出した


「本当は何をするにも不安なんだ。学校もバイトも家でも…だけど無理してでも頑張ってる」


瑠夏は頑張りすぎなんだ


「もう自分を偽るの疲れたよ…」


俺は瑠夏の頭を撫でるしか出来なかった


「丈瑠、泣いて良い?今まで泣きたくても泣けなかったから…」


「あぁ、おいで?」


俺は座り直し瑠夏を呼んだ