【完】優しい彼の温もりに包まれて

「沙穂、行くぞ?」


「はーい」


俺は沙穂を抱き上げ玄関へ向かった


「気をつけて行ってきなさい」


母さんは見送ってくれた


「お兄ちゃん、お姉ちゃんのこと泣かせたらダメだよ?」


4歳の妹に言われるとは思わなかった


「分かってるよ。沙穂も瑠夏のこと大好きだもんな」


“うん”と大きく頷いた沙穂


「ほら、瑠夏居るぞ」


近づいていくうちに大きくなる瑠夏の姿


「お姉ちゃーん!!」


沙穂は瑠夏に飛びついていった


「沙穂ちゃん、来てくれたの?」


「瑠夏に会いたがってたから連れて来た」


「そっか。来てくれてありがとね?」


瑠夏は沙穂の頭を撫でてお礼を言っていた


沙穂も嬉しそうだ


「お姉ちゃん、抱っこ」


久しぶりに瑠夏に甘えてる