【完】優しい彼の温もりに包まれて

「瑠夏、どうした?」


「本当にあたしなんかで良いの?」


何回も同じことを聞くから不安になってんだな…


俺、瑠夏が居ないとダメだ


何も言わずに微笑んで頭を撫でた


これで瑠夏は俺が何を言いたいのか分かってるはず…


「ねぇ、バイトから帰ったら甘えて良い?」


「あぁ…だから頑張って来い」


瑠夏に軽くキスをした


「丈瑠に頑張れって言われたら頑張れそう」


……本当、可愛いヤツ


「行くか。圭輔達待たせてるしな」


俺は瑠夏の手を引き圭輔達の元へと向かった


「2人共早くっ」


俺らの存在に気付き遠くで手招きをする圭輔


合流してから俺と圭輔は一歩後ろを歩く


捺稀と瑠夏は楽しそうに話しているから


やっぱり瑠夏には笑顔が似合うな