【完】優しい彼の温もりに包まれて

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「…ん?」


また、迷惑掛けちゃったみたいだね


「瑠夏ちゃん、目覚めた?」


「橋村さん…ごめんなさい」


「謝らないでね。俺達もこんなになるまで気付いてあげれなかったんだから」


あたしの目線に合わせて話してくれる


「捺稀ちゃんだっけ?さっきまで居たんだけど遅くなるからって帰らせたから」


捺稀、居てくれたんだ…


後でメールしとかなきゃね


「忠弘さんには連絡入れておいたし今日は遅いから此処に泊まると良いよ。俺も仕事が残ってるから」


「すみません。ありがとうございます」


「髪の毛揃えようか?」


「お願い出来ますか?」


橋村さんは笑顔で頷いてくれた