【完】優しい彼の温もりに包まれて

……翌日


重い身体を引きずり学校へ行く


あれからそんなに寝れなかったんだよね


「瑠夏、おはよ」


「美春…おはよ」


バスの中で美春に逢い挨拶をする


「元気ないね…」


「何もないよ?」

強がるけど美春には気付
かれてる


「ねぇ…丈瑠君と付き合ってるの?」


「えっ?」


まさか聞かれるなんて思ってもなかった


「付き合ってる。一応」


美春には教えてて良いよね


「やっぱりか…噂になってるんだよ。2人が付き合ってるって。」


知られたくなかったのにな…


「ほら、丈瑠君…待ってくれてるよ」


あっ、本当だっ


バス停に見えるのは丈瑠達の姿


迎えに来てるって分かっただけても嬉しくなった


「丈瑠っ!!おはよ」


あたしは思いっ切り丈瑠に抱き着いた