【完】優しい彼の温もりに包まれて

着信・7件


6件は丈瑠で1件は美春か…


とりあえず、丈瑠に電話しよ


~♪~♪~♪~


「もしもし」


丈瑠はすぐに出てくれた


「あっ、丈瑠?電話出れなくてごめんね」


「何回掛けても出ないから心配したんだぞ?」


「ごめん。寝てた…」


泣いてたなんて言えない


「何かあった?」


「えっ?」


「元気ないから…」


「何もないよ!!大丈夫」


何で反対のこと言っちゃうんだろ…


「そうか…?じゃあ、切るからな?」


「……丈瑠!!待って。まだ切らないで」


「そんなに焦ってどうした?」


これだけは言っておこう


「好き…だからね?あたしから離れて行かないで」


「急にどうした?俺は瑠夏から離れねぇよ」


「そうだよね…ごめん。またね」


あたしは電話を切った


食事を取らないままお風呂に入って眠りに就いた