【完】優しい彼の温もりに包まれて

「何が良いかペアの分からなかったからネックレスになったんだけど良かったかな?」


「あぁ、ありがとな。大事にする。」


瑠夏からプレゼント貰えるなんて思ってもなかったな


「良かったぁ。喜んでくれて。バイト代そんなに使わなくて貯めてたんだよね」


「俺のために良かったのか?」


彼女からのプレゼントって初めてだから正直、戸惑う


「うん。彼氏が出来たら何かしてあげたいって思ってたから」


……優しすぎるって。


俺達はベッドに寄り掛かりながら話をする


「これは俺からな?」


俺は小さな箱と紙袋を渡した


喜んでくれると良いけどな


「これ、あたしに?あたしが開けても良いの?」


「どうぞ。瑠夏へのプレゼントなんだから」


瑠夏は恐る恐る小さな箱を開ける