【完】優しい彼の温もりに包まれて

俺はさっさとお風呂に入る


自分の部屋に戻ると瑠夏がベッドに座っていた


「どうした?」


ニコッと笑って抱き着いて来た


「沙穂の世話お疲れ様」


俺は瑠夏の頭を撫でてやる


撫でられることが嬉しいみたいだから…


撫でてやると瑠夏は笑顔になる


「丈瑠に渡したい物があるの」


抱き着いたまま呟く


その後、瑠夏は俺のテーブルに置いてある小さい袋を手に取った


「はい、プレゼント」


「開けて良いのか?」


ニッコリ笑いながら頷いた


中にはネックレスが入っていた


でも、変な形してるな


何かのカケラみたいな…


「これ、あたしとお揃いなんだぁ。くっつけるとね…ほら。」


瑠夏が持っているやつとくっつけるとハートの形になった


ペア…なんだな。