【完】優しい彼の温もりに包まれて

「次、俺が行きたいとこ行っていい?」


「良いよっ。何処行くの?」


「内緒だ」


快く了承してくれたから良かった


瑠夏を連れやって来たのはアクセサリーショップ


ネックレスやブレスレット、リングまで何でも揃っている


実はここ、母さんの同級生が働いてて母さんを経由して頼み事をしていた


「好きなもの見ててな」


俺は瑠夏が小物に目を取られてる間、気づかれないようにレジに向かう


「すいません。小野寺ですが…」


「あっ、貴方が丈瑠君ね。光莉から聞いてるわ。ちょっと待ってて」


女の人は中へと入って行った


「これなんだけど良かったかしら?」


小さな箱の中身を見せてくれた


「はい。ありがとうございます」


俺は会計を済ませ瑠夏の
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