【完】優しい彼の温もりに包まれて

「あたしね、もし妹が居たら洋服を買ってあげたかったの」


一人っ子って出来ないことがたくさんある


憧れてたんだろうな


瑠夏を見てると発見がたくさんある


「他は見るところないのか?」


「他にも見て良いの?」


俺は笑顔で頷いた


瑠夏が喜んでくれるならそれで良い


次にやって来たのはまたもや洋服の店


今度は自分用だな…


しかも、また安いじゃん


「安いお店好きだな」


「あたし、安くでたくさん着たい派だから。高かったらもったいなくて」


確かにそうだな…


せっかくだし何か買ってやるかな。


瑠夏には内緒で…


俺は瑠夏に似合いそうな服を選び会計を済ませた


店の外で待っていると瑠夏も会計を済ませて人混みを避けながら出て来た