【完】優しい彼の温もりに包まれて

「貴方、仕事じゃなかったの?」


お父さんが来てびっくりしているお父さん


「いや、何だか嫌な予感がして来てみたんだ。お前、瑠夏を叩いただろ?」


図星をつかれ黙ったお母さん


「なんで分かったの?」


しばらくしてお母さんは呟いた


「お前と喧嘩する時の瑠夏は物を投げるから」


良く見てるな…


「忠弘さん、とりあえず実頼さんを連れて出てくれますか?」


「でも…」


「此処は私達でなんとかしますから」


お父さんはお母さんを引っ張り出て行った


「瑠夏ちゃん、もう大丈夫。」


光莉さんはあたしを抱きしめてくれた


「丈瑠、あんたは学校に行きなさい。今日は仕事休みだから私が面倒を見るから」


丈瑠は心配そうに病室を出て行った