【完】優しい彼の温もりに包まれて

……翌日


温かい感じがして目が覚めた


横を見てみると…


パイプ椅子に座ってあたしの手を握ったまま寝てる丈瑠の姿


ソファーで寝るって言ってたのに。


身体痛くないかな?


「…ん?」


丈瑠がゆっくり顔を上げた


「丈瑠、起きた?」


「おう、おはよ。良く寝れたか?」


あたしは笑顔で頷いた


丈瑠のお陰で変な夢も見ずにぐっすり寝れた


「そっか…。良かった」


……ドキッ////


ヤバい。丈瑠の優しい笑顔にドキドキした


やっぱりあたし変だよ…


何なんだろ?


「丈瑠、着替えたら?学校でしょ?」


「そうだったな」


丈瑠はゆっくりと行動を開始した


あたしはテーブルにプリントを広げた


時間を見つけてやらないと。