----トントン。


「瑠夏ちゃん、丈瑠君。食事持ってきたよ」


入って来たのは千絵さん


「千絵さん、ありがとうございます。すみません、無理言って…」


「良いのよ。私だって助かるから。瑠夏ちゃん、ちゃんと食べなさいね」


千絵さんはそれだけ告げると去って行った


「あたし丈瑠のこと利用してるね…」


なんか申し訳ない


「利用?俺がしたくてしてるだけだよ」


「こんなあたしのために頑張ったって良いことないのに…」


するとフワッと温かくなった気がした


「それ以上は言うな。俺まで悲しくなるから…」


……ドキッ///


なんで貴方はいつもそんなに優しい言葉言ってくれるの?


こんなあたしのために…