【完】優しい彼の温もりに包まれて

「そうですか。ごめんなさい。体調崩したりしてまともに行けない時だってあるのに…」


「瑠夏ちゃんには体調が良い時にはほとんど出て来て貰ってるしこういう時に休まないとね」


あたしの体調のことまで考えてくれてるんだ


「仁菜さん、学校は?」


「この後に行くよ。」


サラっと答えた仁菜さん


「時間潰しの為にバイト先に行ったら橋村さんが瑠夏ちゃんのとこ行くって行ったから着いて来ちゃった」


何か申し訳ないな


「じゃあ、俺達行くね?短い時間しか居ること出来なかったけど」


「良いんです。ありがとうございました。」


短い時間でも充分嬉しいよ


橋村さん達は手を振って病室を出て行った


久しぶりに仁菜さんの顔見れて嬉しかった