【完】優しい彼の温もりに包まれて

「えぇ…大丈夫よ。その前にさっさとご飯食べてお風呂入って来なさい」


俺はリビングへ行きご飯を食べその後すぐにお風呂に入った


「…で話って何かしら?」


母さんも唐突だな

リビングには母さんと俺
しか居なかった


「親父と沙穂は?」


「唯一は書斎で仕事、沙穂は寝たわ」


……そっか。


時間を見ると10時


沙穂は寝ててもおかしくない


「さっき言ってたあのことって瑠夏の話なんだけど…」


俺は母さん達が来る前のことを話した


「だから、瑠夏ちゃん元気がなかったのね。初めて見た時も目が笑ってないような感じがしたの」


母さんも何かを感じ取ってたんだな


病院で人と接してるだけあって観察力はある