【完】優しい彼の温もりに包まれて

「だから瑠夏ちゃんがそのままで接してくれた方がアイツも喜ぶよ」


圭輔君に励まされちゃったな


「なんかごめんね?話し聞いて貰っちゃって…」


「良いんだよ~彼女の親友だからねっ。捺稀が仲良くなったのは瑠夏ちゃんが初めてだったから」


なんか捺稀っていっぱい友達が居そうな感じがするんだけどな…


「瑠夏ちゃんと仲良くなれた日、凄く喜んでたんだよ?“初めて自分のこと受け入れてくれた友達が出来た”って」


捺稀はありのままのあたしに接してくれたんだもん


あたしも捺稀のこと受け入れようと思ったの


「俺、教室戻るけど?瑠夏ちゃんはどうする?」


……あたし?


「もう少し此処で休んでくよ。」


まだ体調戻ってないし。