【完】優しい彼の温もりに包まれて

「何があったのさ?」


あたしは言葉に詰まった


「う~ん…瑠夏がここまで堕ちてるってことは咲那のことかな?」


美春の言ってることに頷くしか出来なかった


「おっ、瑠夏じゃないか。教室行かないのか?」


タイミング良く現れた多川先生


「先生、瑠夏ちょっと具合悪そうなので屋上行かせてあげて下さい」


「瑠夏、顔上げてみ?」


多川先生に言われ上げたくない顔を渋々上げた


「確かにいつもよりは顔色悪いな。保健室行くか?」


あたし保健室嫌いなんだよね


「保健室は止めときます。屋上で良いです」


「そっか…気をつけて行けよ」


許可貰ったことだし行っていいよね


……良かった

丈瑠は追い掛けて来ない