【完】優しい彼の温もりに包まれて

あたしはその場を去ろうとしたが思いっきり丈瑠に引っ張られた


「残念ながら用があるのはお前じゃなく瑠夏の方だ」


「何で瑠夏なの?」


……そうだよ!!


何であたしなの?


咲那の方が可愛いのに。


咲那に叶いっこない


「お前に一切興味はない」


咲那に対する態度が冷たい


これが本当の丈瑠なの?


じゃあ、あたしに対する態度は…


嘘なの?本当なの?


不安になってしまい丈瑠に握られていた腕を解き走り出した


「瑠夏!?ちょっ…」


丈瑠の言葉なんて無視して走り出した


「瑠夏ー?走って何処行くの?」


途中、美春にすれ違った


「美春…」


美春の顔を見た途端、安心して涙が溢れて来て思いっきり抱き着いた