【完】優しい彼の温もりに包まれて

すると何だか温かくなった気がした


「大丈夫。瑠夏は1人じゃないから」


あたし今、丈瑠君に抱きしめられてる?


「どうして丈瑠君はそんなに優しいの?好きでもないのに…」


あたしは小さく呟いた


「どうしてだろうな?瑠夏のことほっとけないんだ。」


なんてサラっという丈瑠君。


でも、その言葉が嬉しいあたしは単純だ


「てか、丈瑠って呼んで良いから…俺も瑠夏って呼んでるし」


あたしの頭を撫でながらいう


「でも…。捺稀は丈瑠君って呼んでるじゃん」


なのにあたしは呼び捨てで呼べと…?


「瑠夏は特別。捺稀は圭輔が居るからな。」


だけど急に言われても呼べないよ…


「まぁ、良いや。とりあえず寝な」


うん…寝よう。


眠たくなった


あたしは抱きしめられながら眠ってしまった