【完】優しい彼の温もりに包まれて

とりあえず休憩室へと行く


バイト用の制服から学校の制服に着替えた


丈瑠君に電話しなきゃね


~♪~♪~♪~


「もしもし」


丈瑠君はすぐに出てくれた


「終わったよ。どうしたら良い?」


「あぁ、すぐ近くまで来てる。待ってるぞ」


「分かった。すぐ行く」


あたしはそれだけ告げると電話を切った


「瑠夏ちゃん、行くよ」


「はーい。待ってて下さい!!」


あたしは急いで仁菜さんのところへ行く


外はすでに暗くなっていた


「お姉ちゃーん」


遠くで聞こえる沙穂ちゃんの声


あたしを見付けると抱き着いてきた


「沙穂ちゃん、来てくれたの?」


「うん。お兄ちゃんも来るよ」


あたしは沙穂ちゃんを抱き上げた