【完】優しい彼の温もりに包まれて

「そっかぁ…大丈夫なら良いんだ」


橋村さんは少しだけ安心した表情を見せた


それと同時に遠くで作業をしている仁菜さんの姿を見つけ出した


「仁菜さーん!!」


あたしは思いっきり抱き着いた


「瑠夏ちゃんが抱き着いてくるなんて珍しいね」


「何となく抱き着きたくなったんです」


不安になるから…


「ふふっ。瑠夏ちゃんらしい。制服に着替えてから手伝ってくれる?」


「はい。分かりました」


あたしは休憩室に荷物を置き制服に着替えた


黒と白で統一された制服


スカートスタイルだから気に入ってる


「仁菜さん、何したら良いですか?」


「裏口の掃除しようかと思ってるんだけど…」


「分かりました。行きましょ」


仁菜さんと一緒に裏口へと行く