【完】優しい彼の温もりに包まれて

あたし丈瑠君に何もしてあげてないのに。


「瑠夏だから相手する。その他に理由なんてねぇよ…」


いろいろ話してるうちにバイト先へと着いた


「じゃあ、あたしは此処で。」


「あぁ、また連絡しな」


あたしは小さく頷いて建物の中へと入っていった


「瑠夏ちゃん!!」


慌てた様子の橋村さん


「どうしたんですか?」


「良かったぁ…バイトにも来ないかと思ってた」


ということは…。


「お父さんから連絡ありました?」


「うん。此処に来てないかって…」


「そうですか。」


いろんな場所に連絡してんだね


「今は友達の家に居るから心配しないで下さい。落ち着いたら帰りますから」


嫌でも一度は家に帰らなきゃいけないけどね