藍色の空に、星がキラキラと光っている。
本戦出場者全ての演奏が終わり、ゲスト審査員の長谷部さん率いるハセバンのライブが始まっていた。
長谷部さんはギターをかき鳴らしながら、
力強い歌をお客さんと星空に向かって響かせていた。
「わー、やっぱりプロは違うね」
他の出演者たちとは全く違い、勢いだけではなく、1つ1つのフレーズや歌に夢中にさせられる何かがある気がする。
あたしも、早くあの境地に達したいと思いながら、
再びお腹がすいたため、お客さんエリア後方で食べ物を片手にしながら、4人でそのライブを眺めていた。
「あ、貴也様~ライブ超良かったですよ~!」
「ありがとう! 皆が応援してくれたおかげだよ」
ゆっくりライブを見たかったけど、王子が貴ベイビーたちに囲まれてしまったため、
何となく気まずいあたしはちょっと場所を移動した。
クリントンズやヒラモトさんたちにも、今日のライブの感想を聞いておきたいと思い、お客さんエリアをうろうろした。

