「でも曲数が足りなくて、どーしよっかなぁって感じ」 「コピーとか入れてもいいんじゃないですか?」 ドリンクバーの紅茶を一口すすり、カナタちゃんはそう言った。 「なるほど!」 「あたしリクエストしちゃいますよー」 お盆を胸に抱えたまま、どんな曲がいいかカナタちゃんと話していたら、 「林さーん、レジお願いー」 パートさんから声をかけられた。 「はーい、すんませーん」 うん、カナタちゃんは単純に音楽を楽しんでくれているはず。 そう思いながら、急いでレジに向かった。