桜が満開の季節。

春も半ばを過ぎた頃。


わたしは1日中をおばあちゃんチで過ごしていた。


そう。学校には行ってない。

本来ならこの春から高校3年生のはずだった。


だけどあの家を飛び出そうと決めた日から、高校なんてどうでもいいやと思った。


このままおばあちゃんチで暮らして、時期をみて働こう。

それで給料が出たら、おばあちゃんに生活費を渡そう。

真にだってなんか買ってあげない事もない。


そうやってほのぼの暮らしたい。

おばあちゃんと真と3人で。