泣いたら眠たくなってきた。


ヤバい。

このまま目を閉じたら間違いなく寝れる。


人の温もりってあったかい。


「おい」

「んー?」

「眠いのか?」

「んー」

「…どっちだよ」


眠いんだよ。

眠くてもう喋りたくないんだよ。


あ、布団…。

布団、布団。


…まあいいか。

このままでもいいか。


すると突然わたしの身体はフワッと浮き上がった。