どう考えてみても、やっぱり“寝る”って選択肢しかないから仕方なく電気を消して布団に潜った。

ぎゅっと目を瞑る。



そういえば隣の真は何をしてるんだろう。

いい暇つぶしがあるなら教えてほしい。


耳をすませてみても隣からは何の物音も聞こえてこない。


まさか電気を点けながら寝てたりして!

世の中エコブームなのに、けしからんですなー。


そんな勝手な想像を巡らせながら、わたしはいつの間にか眠ってた。

おばあちゃんチに来るまでに普段あんまり使わない体力を使ったから、実は相当疲れてたらしい。


次に目が覚めた時は、おばあちゃんに肩を揺すられてた。