部屋に戻るとやっぱり怖い。 何も無いから怖いのかもしれない。 布団とわたしの荷物以外何も無いこの部屋。 でもここまで来て帰るなんてことはしない。 ここでしばらく暮らすんだ。 …しばらくなんておばあちゃんに言ったけど、正直帰る気はない。 自立出来るまで…なんてダメかな? 図々しい…かな。 だいたい真がおばあちゃんチに住んでる事が計算外だ。 おばあちゃんだけなら何とかイケると思ったのに。 はあ。前途多難。