勇介said


「ぉはよ・・・ふぁ」



いつものテンションで麗が来た




「おはよー!!麗、モテモテだな♪」




ちょっと、からかってやる(笑)



そうすると整った顔が少し歪んだ



「おいおい、親友の顔を見て嫌な顔すんなよー」




ホントは俺の顔を見て嫌な顔をしたんじゃなくて、
俺の後ろにいる【自称麗サマのパートナー】が近寄って来たからだ



「麗さま、今日こそ私の実家に挨拶に行って貰いますわよっ」




「私・・・、そんな趣味ないから。友達ならイイけど・・・」



そう、コイツは麗があまりにもカッコイイから男だと思ってた



麗が何回も女だって言ってんのに、諦めずに「同性でもイケますわっ」
とか言ってる



ついにプロポーズまでしてきた



俺が守ってやらなければっ(≧∇≦)/


「ヾ(゚Д゚ )ォィォィ、麗は女だって言ってんだろ!!
友達ならなるって言ってんのっ。お前しつこいんだよ!!」


「なっ!!あなた麗さまの隣にいつも居るからって・・・
何様ですのっ!?あなたなんてっ!!」


そう言って手を振り上げた


(あっ、やべ。ビンタされる)


そう思った時





パシッ