トントンとノックをして扉を開ける



中にいた尾崎先生、水野さん、お母さんは驚いていた。




「あ…茜、体は大丈夫なの?」



水野さんが傍に寄り、丸椅子に座るように誘導してくれた



「先生、今日が約の日ですね…」



「茜さん…、入院の覚悟は決まりましたか?




あたしは尾崎先生を見つめ、コクリと頷く



「先生ぇ、あたし頑張ります。だから…」



頬を流れる熱いものに気が付いた。泣いているんだ…



「だから、どうしたらいきられますか?」