涙が止まらない…



「それでは、その人のおかげで君達は甲子園に行くことが出来たんですね?」



「はっきりと答えることが出来ます。Yesです」



あたしはみんなをあたしの夢で縛っていたのだと思っていた



でもみんなは−



「俺たちはその人がいたからこそ、互いに高めあいここまで成長することができたんです」



「俺たちはその人がいなければここにはいなかったんすから」



「必要不可欠な仲間です」



みんな…



みんな…



−ガラガラッ−



「!?」