俺は頷いた それ以上話したら涙が出そうだった 「んじゃ…」 一希が静かに口を開いた 「何故お前は甲子園に行こうって張り切ってるんだ…」 「それは…先輩たちから受け継いだ夢だから…」 下を俯きながら答える 「甲子園って夢は茜が1番叶えたい夢でもあるんだぞ?俺たちを見捨てた茜の夢だとしても、お前は甲子園に行きたいのか?」 一希は俺を心配してくれているのだと思った 「甲子園に行くっていう夢は昔約束したんだ…」